A Little Taste of Syria
-シリアの故郷の味を少しだけ-

- Concept -

みなさん、こんにちは。シリアの味を少しだけ(A little taste of Syria)では、在日シリア人およびプロのシェフと一緒に、みなさんにシリアの料理をおもてなしいたします。

シリア料理は、日本人にも大変好まれる味で、シリアに行ったことがある人は「もう一度食べたいな」と強く記憶に残るくらい、おいしいものです。一緒に料理をつくりながら、シリア料理を楽しんでください。そして、シリア料理を皆さんの大切な人のためにも是非作ってあげてください。



シリア料理

このイベントのはじまりは、ちょうど2年前です。本プロジェクトに関わるスタッフは、なんらかのかたちでシリアとつながりがり、2011年からはじまったシリア内戦そして500万を超えるシリア難民問題に心を痛めていました。そんな中、企画者らがヨルダン、トルコで旧友(シリア人)と再会しました。彼らは、どんな大変な生活の中でも、私たちを家に招き、食事を準備してくれ、私達は料理を囲んで故郷(シリア)について語りました。


シリア料理

料理は、楽しい時間を思い出させてくれます。料理は楽しい時間を作ってくれます。 料理はひとをつなげます。料理は人のつながりをひろげ、保っていきます。

料理の「味」だけではなく、料理を通してうみだされる「関係性」を大切にしたい。料理を通して大切な「誰か」と出会えるようにしたい。

そんな思いを持ってこのイベントを企画しました。これからも不定期ではありますが継続的に実施していきます。またこのイベントを通してシリア料理のレシピ本を現在制作中です。みなさんが、みなさんの大切な人のためにシリア料理をつくれるように、またシリア料理を通して新しい人と出会えるようにとそんな思いを込めてこのイベントを企画しています。

Workshop Report
@ Nakano, Tokyo

11月18日は、東京と中野区のレストラン・ナカノバの協力を得て(貸し切って)「シリアの味を少しだけ」を実施しました。この日のイベントは、明治大学国際日本学部の学生と明星大学教育学部の学生ら14人が企画・準備を行い、シリア人シェフ(ナーゼム氏)と料理講師(石川尉子氏)、そしてシリア人留学生が、シリア料理でおもてなしくださいました。50名を超える暖かい参加者に恵まれ、料理の会も食事の会も和気あいあいとした楽しい会となりました。たくさん笑い、たくさん食べて、たくさん語り、夢のような時間でした。

本イベントを継続的に実施していきますので、今後のスケジュールにつきましては、本ウェブにてご案内いたします。また本イベントを全国で展開いただけるようにレシピ本を制作しております。日本で手に入る材料でシリア料理を楽しんでいただけるようにアレンジをしております。どうぞ楽しみにしていてください。